古事記に学ぶ命が有限となった理由😱😱😆

こんにちは♪東京都東大和市の学習塾、感謝教育グループ、あすか会教育研究所東大和教室、個別指導光ヶ丘教室、個別指導アユモ教室の佐藤民子です♪

今回は、学院長先生が担当します。

2021年6月3日木曜

　「スーパージェッター」や、「冒険ガボテン島」で有名な久松文雄氏が、古事記を漫画で書きました。

　従来の古事記の漫画とは違い、ほぼ簡略のない原文に忠実な形で書いたそうです。

　今まで読んだ簡略の入っている古事記よりもかなり長いものとなったようです。

　漫画でも全7巻ありました。

　その中で、天孫降臨のニニギノミコトの命が有限になった理由には、印象深いものがあります。

　「命が有限とはつまり死ぬ」ということです。

　それまで、天孫降臨の神々は死ななかったようです。

　聖書のアダムとイブでは、蛇にそそのかされて食べてはいけないものを食べてから死ぬこととなりました。

　ニニギノミコトは、美しいコノハナサクヤヒメと結婚することになりました。

　コノハナサクヤヒメの父は、姉のイワナガヒメも一緒にもらってくれとニニギノミコトに送りました。

　ところがイワナガヒメの顔を見たニニギノミコトは妹と一緒に嫁入りすることを拒否して、イワナガヒメの父のもとにイワナガヒメを送り返しました。

　父のもとに帰ったイワナガヒメは泣き崩れました。

　イワナガヒメの父は、ニニギノミコトが岩のように長く永遠に花咲くようにと、2人を一緒に送り出したのでした。

　ところがニニギノミコトは、深く考えることをせず、イワナガヒメの外見だけを見て送り返したのでした。

　それによってニニギノミコトは永遠の命ではなくなり人間のように死ぬこととなったそうです。

　人の外見だけを見て判断しないようにと言う戒めとも聞こえてきます。