🍁 秋の行楽シーズンに向けて―― 多摩地域での“クマ出没”にご注意ください

学院長からのひとこと

秋の深まりとともに、美しい紅葉が見られる多摩地域――青梅市、奥多摩町、檜原村、八王子市、あきる野市などでは、自然に親しむ機会が増えます。

その一方で、ついに多摩地域でも、野生の ツキノワグマ の出没情報が複数報告されており、登山・ハイキング・散策時の注意が不可欠です。 

以下、自然を安全に楽しむための注意喚起をご案内します。

🐻 出没の実情と背景

   •   都内西部の森林地帯、特に奥多摩・檜原・あきる野・八王子・日の出町等では、ツキノワグマの生息が確認されています。 

   •   行楽期・秋は、クマたちも冬眠に備えて活動が活発化し、餌を求めて人里近くに出没する傾向があるとされています。 

   •   たとえば、あきる野市、青梅市では令和7年度に目撃・痕跡の報告が複数出ています。 

   •   登山道・ハイキングコース・人家周辺などでも「目撃」「痕跡」の情報あり。 

🎒 紅葉狩り・秋の散策で気を付けていただきたいこと

1. 出発前に最新の出没情報を確認

都庁や各市町村の野生動物情報・『TOKYOくまっぷ』などで確認を。 

2. 複数人で行動し、音を出して人の気配を伝える

単独行を避け、鈴・ホイッスル・ラジオなどを携帯し音を出して歩くことが推奨されています。 

3. 早朝・夕方・視界の悪い場所での行動は慎重に

クマの行動が活発になる時間帯や、見通しの悪い場所では特に注意。 

4. 食品・ゴミなどクマを引き寄せるものを放置しない

キャンプ・ピクニックでは食べ物の管理を徹底し、匂いや残渣を残さないことが大切です。 

5. もし出会ってしまったら、慌てず冷静に対応

→ 走らず静かに後退。

→ 背を向けず、クマの顔を見ながらゆっくり距離をとる。

→ 子グマだけでいたとしても、近くに母グマがいる可能性あり。 

✅ 安全に楽しむために、ひとこと

紅葉が映えるこの季節は、山や渓谷の魅力が一段と増します。

少しの備えと注意をもって行動すれば、自然との豊かな時間を安心して楽しめます。

「クマ出没の可能性をゼロにできる」わけではありませんが、 “遭わない・引き寄せない・慌てず対応” という基本を押さえておくと安心です。

 東北の私の故郷では、ついにクマに襲われ死亡した方もでできました。ご冥福を心よりお祈りいたします。

ご家族や楽しい仲間とでかける皆さまの紅葉狩り・秋のハイキングが、自然と調和しながらも安全なものになりますように✨

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