学問の神様・菅原道真公とのご縁
先日、今年も太宰府天満宮に合格祈願とお礼参りに行ってまいりました。
もうかれこれ、20年以上連続で公式参拝をさせていただいています。
コロナの時期も、生徒たちの合格を願い、感染防止に細心の注意を払いながらお参りしました。

なぜそこまでして毎年訪れるのか。
それは、この場所に「目に見えない力」と「深いご縁」を感じているからです。
太宰府天満宮とは
太宰府天満宮は、学問の神様・菅原道真公をお祀りする日本屈指の神社です。

全国に約12,000ある天満宮・天神社の総本宮であり、「合格祈願」といえば真っ先に名が挙がる聖地です。
道真公は平安時代の学者・政治家。
誠実で聡明な人柄ゆえに多くの人に慕われましたが、政争により無実の罪で太宰府に左遷され、その地で生涯を終えられました。
その後、都では落雷や異変が相次ぎ、「道真公の御霊を鎮めよう」として創建されたのが太宰府天満宮の始まりです。
そのため、ここは単なる合格祈願の神社ではなく、
**「努力する者を見守り続ける神様」**が宿る場所なのです。
願いが通じやすくなる参拝の心得
20年以上通い続ける中で、宮司様や地元の方々から学び、私自身も気づいたことがあります。
それは、「願いを叶えるための姿勢」は、実はお参りの中にあるということです。
• 参道の鳥居をくぐるたびに、帽子をとって一礼する
• 「登龍門」では、とくに深く頭を下げる
• 白っぽい服を着て心を清める(男子は背広の正装が理想)
• 手水舎では、正しい作法で身を清める
• 本殿ではなるべく最前列の中央に座る
• 合格した年には、必ず「感謝のお札」を奉納する
• 本殿裏の摂社も丁寧にお参りする(特に道真公の父君の社)

そして、何より大切なのは——
「一度始めたら、継続すること」
継続こそ、最も強い祈りなのだと実感しています。
不思議なご縁に導かれて
太宰府を訪れるたびに、「目に見えない縁の糸」を感じます。
私の母の旧姓は菅原。
九州から遠く離れた東北の山奥にも関わらず、なぜその地域に菅原姓が多いのかを調べると、驚くべき史実がありました。
藤原氏が、ライバルである菅原道真公の一族に打撃を与えるため、道真公の妻と長男を東北に流したという記録です。
しかも、俳優の菅原文太さんは、私の故郷の隣町のご出身。
そして、太宰府天満宮の合格鉛筆を毎年生徒に配布しているのですが、
その鉛筆を納入していたのが、なんと私の従兄弟だと最近知りました。
偶然とは思えない、「見えない力」が働いている気がしてなりません。
合格は「祈り」と「努力」の両輪で
お参りを続けるうちに、ありがたいことに
難関小学校・中学・高校・大学・医学部と、数々の合格を頂けるようになりました。
もちろん、神頼みだけでは叶いません。
努力し、実力をしっかりと身につけることが大前提です。
けれど、努力の方向を見守ってくださる「力」がある。
太宰府天満宮は、まさにそのような場所なのだと思います。
最後に
お参りの本質は、「お願い」よりも「感謝」。

そして、感謝を続けることが、次のご縁を運んでくれます。
願いが届く瞬間とは、神様と自分の心が通じ合う瞬間なのかもしれません。
今年もまた、多くの受験生たちに笑顔の春が訪れますように。
そして、すべての努力が実を結びますように——。

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