子どもの誇らしさと漢字の深淵🐟🐬

がんばる子どもたち

こんにちは♪東京都東大和市の学習塾、感謝教育グループ、あすか会ダイヤ教室、個別指導光ヶ丘、アユモ教室、シーズ立川教室、あすか会みらい教室の佐藤民子です。今回は学院長先生が担当します。

2025年 8月5日 火曜

【子どもの誇らしさと漢字の深淵】

休み時間の教室にひそやかな興奮が生まれた。

黒板に大きく並んだ三文字の謎(画像参照)、一見するとただの奇妙な模様が並ぶだけのようにも見えるが、小学生たちには確かな言葉としてそこに宿っていた。

発音の難しさと、画数の多さが生む畏怖の念。だが一人の生徒は、得意げな表情で読み上げた。

ふだんは無邪気に遊ぶ子が、漢字の難解さに真正面から挑み、正しく読み上げるその姿こそ、学びの原動力を象徴しているのではないだろうか。

多くの大人が尻込みするほどの複雑怪奇な字形の中に、ひたむきに向き合う姿勢は、まさに知識への渇望そのものだ。  

難読文字を前にしてもなお、口にすることで「自分はできる」と確信を深める子どもの目には、ひときわ強い光が宿る。

漢字と文化の重層性

画像のような文字は、日常には鬱を除き、まず現れない。しかし、その一つひとつには長い歴史と数多の文脈が刻まれている。

漢詩の一節に顔を出したり、江戸の教科書にも載ることなく形を変え、現代の電子書籍ではフォントにすら収まり切らない。

そんな彼らを、幼い学び手が力強く読みこなすことで、文字がつむぐ文化の連綿とした物語に触れることができる。

無限の好奇心をどう育むか

難しい漢字を「読めた!」という成功体験は、子どもの好奇心を一層かき立てる。

だが同時に、挫折しそうな壁でもある。

 だからこそ、教える側はただ読み方を教えるだけでなく、その背後にある歴史や成り立ち、さらには言葉が生まれた風土や時代の物語まで紡いで伝えたい。

そうして初めて、漢字はただの記号ではなく、世界を解きほぐす鍵となる。

一文字の向こう側へ

「びゃん」「たいと」「うつ」。いずれも、本来は秀でた力や鋭い声、透き通るような清らかさを感じさせる響きを持つ文字たちだ。

子どもがその音を口にするたびに、教室には古の声がよみがえる。

画数の多さに圧倒されるのではなく、その一画一画に込められた意味を想像してみる。そんなひとときが、学びを深め、言葉の海に漕ぎ出す勇気を生むのだ。

休み時間の小さな出来事は、やがて大きな学びの航海へとつながる。

子どもの誇らしげな声こそ、私たちに「学ぶことの喜び」を思い起こさせてくれる。

文字という無限の世界に触れ、新たな好奇心を胸に、今日もまた一歩を踏み出そう。

 

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