
中学受験生にとって、1月の埼玉受験がひとつの区切りになります。
合格発表が続き、喜びもあれば、悔しさもある。
しかし、ここから 2月本番までの“直前2週間” に、最も伸びる可能性が高まります。
これは精神論ではなく、多くの受験生を見てきた経験上、“一定の条件が揃うと爆発的に伸びる”時期だからです。
■模試の成績が停滞していても、実力は水面下で育っている
この時期、「こんなにやっているのに結果が出ない…」という声は珍しくありません。
でも実際には、“出ていない”のではなく、まだ表面化していないだけ の場合があります。
中学受験の勉強は「投資型」。
積み上がった知識が、ある日いきなり繋がる瞬間があります。
埼玉受験で合格を手にした生徒が、突然スピードアップし、問題が“見える”ようになるケースは非常に多いです。
自信は、学力のブースターです。
点数に反映され始めると、そこからの伸びは想像以上になります。
■埼玉受験で不合格でも、むしろ火が付いて巻き返すケースは多い
もちろん、埼玉で悔しい思いをすることもあります。
だとしても、そこで止まる必要はありません。
むしろ、
「よくも落としてくれたな…見てろよ」
と気持ちが覚醒して、東京の難関校に合格していく生徒は、実際に何人もいます。
失敗は、精神エネルギーの着火剤になることがあります。
過去の合格者の中にも、直前で“大失敗したからこそ奮起できた”という例が本当に多いです。
■なぜ直前2週間で伸びるのか?(指導現場で見てきた理由)
直前期に大きく伸びる受験生には、次のような共通点があります。
①「やること」が明確になっている
もはや新しい問題に手を出すより、
過去問・弱点単元・頻出分野
だけに集中する方が効果的です。
②埼玉受験で本番モードに切り替わる
本番を経験し、
• 時間配分の感覚
• 雰囲気
• 緊張の扱い方
が体に入ることで、学習効率が上がります。
③失敗も成功も“材料”になる
成功⇒自信として加速
失敗⇒反骨精神として加速
どちらに転んでも、前に進むガソリンになります。
■保護者の方へ:今こそ「余計なひと言」を減らすタイミング
直前期ほど、保護者の声かけが成果に影響します。
してはいけないNGワードはシンプルです。
• 「もっと頑張りなさい」
• 「なんでできないの?」
• 「こんなんで大丈夫?」
これらは、子どもの心に“重り”を付けるだけで、学力には一切プラスに働きません。
代わりに、次のような一言の方が何倍も効果的です。
• 「ここまでよく積み上げたね」
• 「あと少し、伴走していくよ」
• 「体調だけ気をつけよう」
子どもは、安心感があるとパフォーマンスが上がります。
不安を煽らず、静かに背中を支えてあげることが、直前期には特に意味を持ちます。
■受験生へ:この2週間が人生を変える可能性がある
結果が見えにくい時ほど、焦りや迷いが生まれがちです。
でも、そんな時こそ、
「蓄積された力は必ず開花する」
という視点を忘れないでほしいです。
可能性は、まだ閉じていません。
むしろ、ここから広がる場合があります。
最後の2週間、
• やるべきことを絞り
• 毎日、小さな積み上げを続け
• 睡眠・食事・体調管理を優先する
これだけで、本番のアウトプット力が大きく変わります。
■まとめ:直前2週間は“魔の時間”ではなく“伸びる時間”
中学受験の直前期は、不安よりも伸びしろが大きいタイミングです。
• 成績は停滞して見えるだけ
• 埼玉受験の経験が武器になる
• 成功も失敗も成長の燃料になる
最後に、これだけは伝えておきたいです。
諦めない受験生を、お天道様は必ず“見て”います。
努力は、必ずどこかで形になります。
悔いのないように、丁寧に、淡々と、最後までやり抜きましょう。



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