
生徒は朝から燃えています。集中しています。冬期講習真っ只中です。
最近、教室で勉強していると湯気がモクモク出ています。
初見だと「気合いで発火しているのか?」と見えるかもしれませんが、安心してください。加湿です。
乾燥は、学力の地味な敵
冬〜春の教室は、放っておくと砂漠です。
乾燥すると、
• 喉がイガイガ
• 目がショボショボ
• 集中力がジワジワ削られる
この状態で「さあ勉強しろ」は、まあ無茶です。
湿度と風邪の関係(魔法ではない)
一般に、適度な湿度は
• 鼻や喉の粘膜を乾かしにくくする
• 不快感を減らす
といった点で、体調管理を間接的に助ける可能性があると言われています。
※風邪を完全に防ぐ装置ではありません。そこは冷静に。
実はメンタルにも効く
空気がカサカサだと、人もカサつきます。
逆に湿度があると、
• 呼吸が楽
• 空気が柔らかい
• 無駄なストレスが減る
結果、机に向かう持久力が上がる生徒がいます。
見た目は派手、中身は合理的
湯気は出ていますが、
• 危険なし
• 暑すぎない
• 湿度は管理済み
• 休み時間に湯気で子どもたちは遊び、適度なストレス解消になる
要するに、勉強に集中しやすい空気を作っているだけです。
結論
成績は、
「教材 × 指導 × 演習量」だけで決まりません。
そこに
**「空気」**も入ります。
生徒が燃えているように見えるのは、加湿のせいです。
今日も教室は、静かに、モクモク、集中しています。

