いよいよ今日から、東京都の小学校受験が始まりました。神社に合格祈願にいきました。

受験シーズンが近づくと、「合格祈願に行きました!」という声をよく聞きます。
生徒と保護者が一緒に神社を訪れ、絵馬に志望校の名前を書く光景は、毎年この時期の風物詩のようにも感じます。
「努力するのは自分なのに、神頼みなんて意味があるの?」
そう思う方もいるかもしれません。
しかし、私は合格祈願には「大切な心の意味」があると考えています。
神社で手を合わせる時間は、「これまでの努力を振り返り、気持ちを整える儀式」です。
受験勉強は長く、時に孤独です。頑張ってきた日々を思い返しながら「ここまでよくやってきた」と自分を認める。
その上で、「最後まであきらめない」と誓う、それが本当の祈りです。
また、神社で絵馬を書くことは、「目標を明確に意識する時間」でもあります。
志望校の名前を一文字一文字書くたびに、「自分はここに行きたい」という気持ちが強くなります。
それが、残りの学習を支える“心の軸”になります。
そして、祈るという行為にはもう一つの力があります。
それは、「人の気持ちをつなぐ力)です。
お子さんのために祈るご家族、仲間の合格を願う友人、そして教える立場の私たち。
それぞれの想いが重なり合い、「ひとりじゃない」という安心感を与えてくれます。
合格祈願とは、神様に運を預けることではなく、
自分の努力を信じきるための「心の整理」です。
祈ったその瞬間から、「もう大丈夫。あとはやるだけだ」と前を向ける。
それこそが、祈りの持つ本当の意味だと思います。
神社での祈りが、受験生たちの努力を支える心の支えとなりますように。
そして、すべての受験生に、これまでの努力が実を結ぶ春が訪れますように。
2026年度合格速報
西武学園文理小学校3名全員合格
開智所沢小学校3名合格
(4名中3名合格、合格率驚異の75%)
2025年度合格実績
立川国際小学校 4名
桐朋学園小学校 3名
東京学芸大学附属小金井小学校
開智所沢小学校
西武学園文理小学校
国立学園小学校
啓明学園小学校
菅生学園初等学校
帝京大学小学校
国立音大附属小学校


