
高校受験まで、いよいよ あと13ヶ月。
先日、当塾では 中学2年生と保護者向けの親子セミナーを実施しました。
毎年この時期の中学2年生には、どうしても“中だるみ”が出やすいタイミングがあります。
部活動・友人関係・スマホ習慣など、学習より優先順位が上がりやすく、学力差が大きく開くのもこの時期がピークです。
しかし本音を言えば、
中2の今ここから動ける家庭が、受験の主導権を握ります。
■ 中2の今、何が起きているか?
セミナーでは、まず現状をデータを用いて分析しました。
• 中2の冬〜春は 学力の伸びが最も停滞しやすい時期
• 内申点はすでに中2から評価対象
• 中3の夏に本気になる生徒が多く、そこからでは追いつけないケースが続出
• 定期テストの勉強だけでは、入試の必要学力が積み上がらない
実際、模試会社でも
「2年生の今から計画的に動いている生徒」が志望校合格のボリュームゾーン
と報告されています。
■ 保護者が“今”やるべきこと
セミナーで特に反響が大きかった内容がこちらです。
① 家庭内の学習ルールを再設定する
• スマホ時間は数値化
• 勉強時間は「毎日同じ枠」に固定
• 定期テスト以外の学習を必ず入れる
② 中2のうちに「内申の土台」を作る
高校入試は内申が重い地域が多く、
中2の評定がそのまま合否に影響します。
③ 中3の夏では遅い
中3の夏から本気になるのは“普通”ですが、
合格するのは 一歩先に動いた人。
ここが保護者の判断で大きく差が出ます。
■ 今回の親子セミナーの目的
• 受験の全体像を“親子で同じ視点”で共有する
• 中だるみを断ち切る明確な行動指針を示す
• 今日から何をすればいいかを具体的に理解する
• 「13ヶ月前のスタート」がどれほど有利かを知る
お子さまの表情が変わる瞬間が何度もあり、
「今からならまだ十分間に合う」「やれば受かる」という前向きな空気に変わりました。
■ 13ヶ月の“正しいスタート”が合格を決める
高校受験は、中3の秋にいきなり仕上がるものではありません。
実力テスト・模試・内申・学習習慣…そのすべてが 中2から積み上がる構造 です。
だからこそ、今スタートした家庭が圧倒的に強い。
中2のこの時期にしかできない取り組みを、これからも親子に寄り添いながら全力でサポートしていきます。



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