
東京学芸大学附属小学校受験の直前特訓で聞いた、子どもたちの感動の声。「試験が楽しみ」と言える心を育てたご家庭の関わり方と、直前期の過ごし方の大切さをお伝えします。
受験直前で、緊張して当たり前のこの時期。
そんな中、ある子どもたちの一言に、私は胸を打たれました。
「水曜日の試験、楽しみなんだー😊」
東京学芸大学附属小学校の直前特訓。
休憩時間のおやつの時間に、あるお子さんがふと、こんな言葉を口にしたのです。
「水曜日の試験、楽しみなんだー😊」
その瞬間、私は思わず、
「えっ…?」
と驚いてしまいました。
試験直前に
「緊張する…」ではなく
「楽しみ」
と言える子ども。
これは本当に、素晴らしいことだと思います。
それを可能にしたのは「ご家庭でのサポート」です
この言葉を聞いて、真っ先に思い浮かんだのは、
保護者の皆さまのお顔 でした。
子どもが
「試験=怖いもの」「失敗したら終わり」
ではなく、
「頑張ってきたことを発揮する舞台」「成長を見せる場」
として受け止められている。
そこには、間違いなく
✅ 子どもの気持ちを壊さない声かけ
✅ 不安を安心に変える家庭の空気
✅ 結果ではなくプロセスを認めてきた関わり
があったはずです。
私は心から、
「保護者の皆さま、本当に素晴らしいです」
とお伝えしたいです。
直前だからこそ「頑張らせない」
ここで、これから試験を迎えるご家庭に、大切なお話をします。
大学受験や高校受験と違い、
小学校受験の年齢の子どもたちは、「緊張の中で気合で頑張る」ことが苦手な年代です。
むしろ…
✅ リラックスしている
✅ 気持ちが安定している
✅ 楽しい気持ちを持って迎えられる
こういう状態の方が、
本来の力を何倍にも発揮できるのです。
前日の午後は「楽しい時間」を
試験前日の午後は、
どうか、無理に問題をやらせず、
・一緒におやつを作る
・少し外で遊ぶ
・ボードゲームをする
・好きな絵本を読む
そんな “楽しい時間” を作ってあげてください。
「明日は頑張ろうね!」ではなく、
「ここまで本当によく頑張ったね」
と声をかけてあげてほしいのです。
子どもたちの未来のために
直前特訓の中で出会ったあの言葉。
「試験、楽しみなんだ」
この一言は、
子どもたちの心が、ちゃんと守られてきた証。
そして、家庭と一緒に歩んできた受験の成果だと感じています。
保護者の皆さま、本当にありがとうございました。
そして、もうすぐ迎える本番。
どうか、笑顔で送り出してあげてくださいね。
心から、応援しています。



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